アーチ型こま板   実用申請・豊蔵謹製 
こま板の内側(裏側)を、部分的に厚みを薄くし、弓型(弧を描くような円弧)の形状に加工。
蕎麦生地の表面に密着した状態で、こま板が進むため、蕎麦切りの後半の落差がほとんどなく、
切りの乱れを抑えた安定した切りを可能に。
切りの後半こま板の反り止め部分が、のし板に着くか着かないかのあたりで、切りが乱れる問題を解消してくれるアーチ型こま板。


<お客様のご感想>
序盤は、通常のこま板と使用感は一緒で、アーチであることを感じさせない使いごこちとの事です。
後半アーチの良さが徐々に発揮され、最後まで安定した切りができる。
 
 従来のこま板の形状(板厚は均一)   こま板の裏側が平らなため、蕎麦の生地に密着せず、接地面が少ないため、こま板が安定しない。
 
 
アーチ型こま板の形状 (板厚が中央は薄く、虹のような形状)  一番切りが乱れやすい後半、蕎麦生地の形状に無理なく密着し、スムーズで安定したこま送りが可能。
 
2017年9月16日更新 不安定な板のバランスをアーチ状の形状が補ってくれる。


頑固そば道具 会津中村豊蔵

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