手打ちうどんの打ち方  簡単!早分かりレシピ  
 
 蕎麦打ちからはじまり、一通り道具を揃え、日々そば打ちをしている方にお勧めです。
気分転換に手打ちうどんは、どうでしょうか? 蕎麦とは違った、面白さ、おいしさがあります。
 
 用意するもの
@うどん粉(市販の小麦粉で、中力粉がベスト) 1kg
A打ち粉 片栗粉またコーンスターチ  日ごろ蕎麦打ちをされているなら、打ち粉でも良い。
B塩水 (水450〜500g +塩50gを混ぜる) 塩の割合約10%
 
今回使用した道具
@こね鉢 Aのし板 Bこま板 Cめん棒 D包丁 E切板 Fビニール袋 Gメジャーカップ

*地域により、材料や、レシピは異なりますが、今回はわかりやすさを優先でご説明!
*蕎麦道具がない方でも、家庭にあるボールやまな板で代用できます。
 手順1 水回し
こね鉢に小麦粉を入れ、メジャーカップを使用し、
用意した塩水を入れ、かき混ぜます。
水は2〜3回にわけて入れてください。水の量はお好みですが、最初は
小麦粉の量の約50%と覚えてください。
*隠し味に豆乳を入れると、味がまろやかになるそうです!
水を入れたら、すばやく円を書くように腕を交互に回してください。
水が粉全体に均等にまわるように混ぜ合わせます。
これを水回しと呼びます。
手順2 こね  
こねは、足のつま先を立て、生地に全体重が乗るように、こねます。
その後、ビニール袋に入れ、足で踏むのが一般的ですが、
ここでも十分練りこんでください。練りこむことで、つや・こしがでます。



蕎麦打ちを経験されている方は、説明不要ですが、
菊練をします。内部の空気分を外に出す作業ですが、
写真のように、一箇所だけ口を作り、そこから空気を出します。
難しいようであれば、ただ丸めてください。

形を整え、鏡餅のような形にします。

手順3 踏み   
唯一そば打ちにない工程です。ビニール袋に入れ、足で踏みます。
前工程のこねが十分であれば、踏みの作業はそれほど必要ありません。
2時間ほど寝かせます。

手順4 のし    
めん棒を使用する前に、写真のようにある程度、手で丸く広げると
のしの作業が楽になります。
*のし板に生地が密着しないよう、打ち粉を敷いて、作業します。
打ち粉は、適量を使用する。あまり使いすぎないのが良いとされます。


両手で真上から力が加わるように、のします。
両手を広げ、手の甲を棒に押し付け、すこしづつ、づらしながら。
ここでは、樫めん棒φ18×1000を使用しております。
細い方が、生地に食い込むため、早くのせます。
*地域によって、φ45やφ50など、太いめん棒を使用します。


ある程度均一な厚みに仕上がったら、写真のように巻きながら、
両手で、上から押さえつけるように、転がしながら、のしていきます。
四方にバランスよく伸ばします。


レシピは1kgですが、今回2kg打ちのため、巻き棒を使用します。
手前を巻き棒で、巻くことで、楽な体制で、のすことができます。
形よりも、厚みを重視し伸してください。
うどん粉は、のしても、すぐ縮んでしまうので、
かならず、生地の端(最後)まで、のしてください。

手順5 切り   
切幅は、お好みです。うどんは蕎麦以上に、密着しやすいので、
生地を畳む際は、必ず、打ち粉を使用してください。
打ち粉を生地と生地の間に使用し、生地通しの密着を防ぎます。
切り終わったうどんは、蕎麦以上に、再度くっつく力が強いので、
切口に打ち粉が着くよう、ほぐしてください。

できあがり!  あとは茹でるだけ。茹で上がったら、必ず流水で、洗ってください。

つや・こしがある美味しいうどんが出来ました。
是非挑戦してみてください。 

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